5月20日の『ヨーロッパ企画の試験放送』
洋ちゃんと内田けんじ監督のインタビューです。
面白かったのでレポっておきます。
(ちと長いです)
石田「先日、この番組を使ってプロモーションをしたいというお誘いがありまして、映画アフタースクール」
上田「はいはいはいはい」
石「これがなんとこの番組にプロモーションしたいと」
上「ほぉー! こんなことは今までなかったですよ」
石「大丈夫なのかなー?って戸惑いもありつつ、僕と諏訪さんが主演の大泉洋さん、監督の内田けんじさんに会いに行ってきたんですよ」
上「もうインタビューは録ってあるんですか?」
石「録ってあります。 大泉さんとは何度かお芝居も観に来ていただいて、その後飲みに行ったり」
上「我々も良くしていただいて」
石「上田君もインタビューなんかしたりしてね」
上「そうですそうです、対談させていただいたりとかね」
石「でね、今日はその模様を聴いてもらおうかなぁと。 この映画ね、大ドンデン返しがあるって触れ込みなんで、それを聞き出していこうと」
上「ハッハッハ! それは、大丈夫だったんですか?」
諏訪「ちょっと怒られた感じはあるけど」
上「絶対聞いたらダメな」
石「せっかくなんで、この番組聴いてる人だけに教えて下さいって」
上「その辺は試験放送らしさを」
石「あと、大泉さんにずっと言われ続けてる“オーラがない”」
上「あー、なんなんかなー?」
諏「言うんよ!会うたびに!」
上「“君たちにはオーラがないよ”って、終演後に言いますからね」
石「確かに聞きに行って主演のオーラありましたから」
上「結局あったんや(笑)」
諏「“大泉さんやー”って思ったもん」
上「あんまりないんですよ、オーラって概念が」
石「“オーラってどうやって出すんですか?”って聞いてきましたので。 じゃあ聴いていただきましょうか。 どうぞ」
〜〜〜〜〜インタビュー開始〜〜〜〜〜
石田「映画“アフタースクール”の主演・大泉洋さんと、監督・脚本の内田けんじさんに来ていただきました。 どうもこんにちは」
洋「どうもこんにちは」
内田「こんにちは」
諏訪「僕ら初めてのインタビュアーで不手際があるかと思いますが」
洋「不手際だよね」
石・諏「えっ、もうですか?」
洋「キャンペーンにこのラジオが入っちゃってることが不手際」
石「いやいや、それはそちら側の」
洋「うん、こっちサイドの不手際だよね」
石「僕らとしてはこんな番組を選んでいただいて、逆にありがとうございますなんですけど」
洋「これ誰が選んだの? だいたいなんでまだこの番組続いてるわけ? 前にも出たことあるけど、これはもう終わるだろうって思ってたのに。・・・なんて言う放送ですか?」
石・諏「“ヨーロッパ企画の試験放送”です」
洋「試験放送でしょぉ? ちゃんとした放送じゃないんだろ?」
石「いやいや、いつか放送になりたいっていう」
洋「そんなラジオに出てる時間ないんだよ!」
石「“妖怪人間ベム”的な発想の」
洋「監督申し訳ない」
内「お腹すいちゃったよ。 カツサンドかなんかあれば」
石・諏「ハハハハ」
内「初めまして。 よろしくお願いします」
石「お願いします。 大泉さんにはよくお芝居観に来ていただいたり」
洋「まぁヨーロッパはよく観に行ってますよ」
石「その時によくね、僕らオーラがないとか」
洋「(爆笑!)」
諏「よく言う!」
石「全く華がない!」
内「人に厳しいですからね」
諏「会うたびに言うからね!」
内「確かに入ってきた時に“スタッフさんかな?”と」
洋「ハハハハ!」
内「ごめんなさい、舞台に行かせてもらったことないんですけど、ヨーロッパ企画さんって有名じゃないですか。 ヨーロッパ企画って迫力ある名前ですけど、そうですか、オーラないですか」
石「内田監督が喋られてる間、大泉さんがもの凄く不服そうな顔で」
洋「最近ねぇ、ヨーロッパが出てくれば出てくるほど僕は苦虫を潰すような思いでいますよ」
石「今日も大泉さんバシっとスーツで、主演のオーラ出てますけど、どうやってオーラを出していったらいいのかなと」
洋「あのね、オーラってもんはねぇ、出すもんじゃないんだよ、出ちゃうんだよ!」
石「顔が、顔がちょっと面白い(笑)」
洋「分る?出ちゃうんだよ!」
内「大好きですよね、大泉さんこういう話(笑)。 いいフリだったと思うよ」
石「いつ出てきた感じですか?」
諏「主演になった瞬間に出るもんですか?」
洋「いつ出てきたかな? 周りが“出てますね”って言うんで。 ヨーロッパで言うとね、石田君のそのヨレッヨレのボーダーのね」
石「ヨレヨレですか?」
洋「そういうの着てる間は出ないと思うよ」
諏「え、着てる物で?」
洋「大事よ、そういうの!」
内「結局ね、スタイリスト付けば誰でも出るってこと」
洋「ハハハハ!」
石「このオーラを感じ取ってる内田監督が、大泉さんを主演にされたわけですよね? 何故このアフタースクールの主演を諏訪雅、もしくは石田剛太でなく」
洋「クックックック」
石「大泉さんにされたのかを聞きたいんですけど」
諏「笑ってますけど」
洋「諏訪雅に取られたらほんと悔しいわっ!」
諏「同じ職業、俳優ですよ!」
内「あのー、ムロツヨシさんが忙しかったみたいで」
洋・石・諏「ハハハハ」
洋「ムロツヨシも腹が立つ!」
諏「ムロさん出来なかったんだ(笑)」
洋「ムロツヨシが忙しいってことないわ! ムロツヨシ、出番深夜なのに昼間から入ってましたからね! 昼から弁当2回食って寝て、“なんでこんな早く来たんですか?”ってボク言ったんですよ」
石「なるほどー、ムロさんだったんだ」
洋「ムロツヨシってラジオで言っても誰も分かりませんから。 ムロツヨシって面白い俳優がいるんです」
石「僕らとも馴染みがある」
洋「はいはいはい。 ・・・何したいの、君たち?」
石「とりあえずオーラを出して行きたい」
洋「いや、君たちの相談に乗るコーナーじゃないわけ! 映画の宣伝にボクら来てんのよ! 観てくれたんですか?」
石・諏「観ました観ました」
洋「面白かったでしょ?」
石「内容とかあらすじを簡単にちょっと」
洋「あらすじが言える映画じゃないでしょ?」
石「ちょっとだけでいいんでそこを」
洋「このグイグイ入ってくる感じがイラッと来るわ、ヨーロッパは。 どうなるのかを教えられるわけないだろって言ってんだ、バカ」
諏「そこをなんとか」
洋「そこが映画の醍醐味なわけでしょ? “どうなったんですか?”って話せるわけないでしょ!」
諏「最後どうなるんですか?」
石「じゃ、そこは監督に」
内「ラストどうなるのかはね、大泉さんに・・・・・大泉さんの知り合いでしょ?」
洋「ハハハ! 今日は上田誠ってのが来てないからまだいいわ。 これ来たらまたヒドいことになる」
内「上田さんって方は才能溢れる劇作家ですよね?」
石「上田君にも聞いといてほしいって言われたんですけど、“ラストのセリフを教えてくれ”って」
洋「ハハハハ。 なんでオレがラジオでラストのセリフだけ言わないといけない!」
石「見どころを」
諏「最後をなんと!」
洋「最後はいいっつってんだよ。 この映画はジェットコースターに乗ったかのように楽しんでいただければ、爽快な気分で見終われたでしょ? あんまり前情報持たずに観ていただいて、 ただボク言うんだけど、この映画観たいか観たくないかは内田監督の“運命じゃない人”って前作を観ればいい」
石「ああ、なるほど」
洋「こんな面白い映画を作る人が次回作どんなもんなんだろと。 “運命じゃない人”は観た?」
石「観ました」
諏「僕はちょっとまだ」
洋「あぁこれね、役者の分かれ目!」
諏「ここで差が出る!?」
洋「これ観てない役者は向上心ないみたいなもんだから。 オレめっちゃ言われたもん。 “ボク運命じゃない人観てなくて”って言ったら“えっ、観てないの?それ役者としてありえない”みたいな。 石田君、見込みアリ! 諏訪君ちょっとヤバいな」
諏「ちょっと急いで観ます」
石「それとですね、僕たちの公演“あんなに優しかったゴーレム”のですね」
洋「この時間のない中で自分たちの宣伝まで入れるのやめて!」
石「もしよろしければお二人も観に来ていただければと」
内「“ヨーロッパ企画第26回公演 あんなに優しかったゴーレム”。 5月からね、結構全国回るんですね? ってなんでこんなに宣伝しなきゃならない? なにか高尚なとこ狙ってないってのは分かりますね」
石「そうですね、ゴーレムが出てるんで」
洋「どーでもいい話ばっかりだ」
石「ということで大泉洋さん、内田けんじ監督でした。 どうもありがとうございました」
洋・内「どうもありがとうございました」
内「どこ使うの、これ?」
洋「もうキャンペーンにこの番組入れないでね」
〜〜〜〜〜インタビュー終了〜〜〜〜〜
石「というわけで行ってきましたよ」
上「とんでもないらしいですね、筋書きが」
石「石田・諏訪は観に行かせてもらいまして」
諏「あっと言う間に終わるよ。 ひっくり返して、ひっくり返して、んでひっくり返されて」
上「ハハハハ! 漠然とした情報がこれまたね」
石「僕としては東京で仲良くさせてもらってるムロツヨシさんが、これかなり活躍しているんで、これかなりポイントなのかもしれない」
上「そうですか。 いやー、石田君と諏訪さんの小者ぶりが窺えるインタビューでしたね」
やたら「ムロツヨシ」さんが出てきました(笑)。
洋ちゃんが色んな所で「ムロツヨシ」というのでムロさんのブログのアクセス数が跳ね上がってるそうです。
私も思わず検索した1人ですが(^_^;)